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黒字転換に50年超! 採算性が著しく悪化した地下鉄7号線

カテゴリ: 地下鉄延伸問題

 6月10日の投稿で、地下鉄7号線(埼玉高速鉄道)延伸事業採算性の悪化が明らかになったと書きましたが、7月2日に漸くさいたま市が調査結果の公表を行い、翌日の日経新聞に具体的な数字が掲載されました。
 記事によれば、基準値が1・0超とされる費用対効果の指標(B/C)は、前回試算(2011年)の0・9から0・8に低下しています。
 さらに建設費は770億円と見積もられていましたが、消費増税や建設費の高騰で900億円に上昇。これを受けて、累積収支の黒字転換まで50年超かかる見通しとなりました。前回調査で44年と試算されていましたが、事業化実現の目安とされる30年から、更に遠のく結果となっています。

 ここで一般企業なら、計画の見直しや規模の縮小など、経営に悪影響が出ないように考えるところだと思いますが、さいたま市はそういう考えは持っていないようです。

 以下の動画は、さいたま市議会6月定例会における吉田一郎議員の一般質問(6月17日)の様子です。



吉田市議の質問で、「地下鉄7号線の採算性が悪化したと報道にもあったが、計画の断念を決断すべきではないか」と市長に迫ったところ、
大熊 都市戦略本部長が答弁に立ち「採算性の評価については専門家からの意見聴取しているところで今後公表する。地下鉄の延伸については埼玉県等と連携を図りながら、一日も早い延伸の実現に取り組んでいく」と答えています。
これに対し吉田氏が「採算性がどんなに悪化しても地下鉄の建設は行うという理解でよいか」と再質問したところ
都市戦略本部長は「今回の試算は中間年度の試算なので結果の如何に関わらず延伸の実現に取り組んでいく」という考えを示しました。
 専門家に依頼した調査がどんな結果になろうと、延伸する考えを変えないのであれば一体何のための調査だったのでしょうか。
 
 そもそも、今回の調査は何故このタイミングで行われたのか、それは2年前の2013年、オリンピックの東京開催が決まり埼玉スタジアムがサッカーの会場となりました。最寄り駅は浦和美園駅ですが、スタジアムまで1・2㌔㍍と微妙に距離があります。このことから、市や県の自民党などの議員からスタジアムまでの地下鉄7号線延伸前倒しの議論が活発となり、国会でも延伸の推進議員連盟が立ち上がりました。
 この流れを受けて、さいたま市の清水市長は2014年度末に地下鉄延伸の費用対効果を再算定する考えを示しました。これが今回の調査の発端です。では何故2年以上も期間を開けての調査だったのでしょうか。
 それはおそらく、開発予算を集中投下して流入人口を呼び込み、地下鉄7号線の利用者を増やして地下鉄建設の採算性をアップさせようという目論みだったのだと思います。
 実際に2014年度だけで、周辺地域の区画整理などに約125億円もの巨額の予算を投じています。

 既に賑わいのある街があって住民の生活を向上するためにインフラを整備する、これなら解かりますが、地下鉄を建設するために街をつくるというのでは、まさに本末転倒です。


【関連リンク】
埼玉高速鉄道、15年連続の赤字 3月期決算
(2015年6月23日 朝日新聞デジタル)

黒字化に50年超 埼玉高速鉄道 延伸さらに遠く
(2015年7月3日 日本経済新聞)

採算予測がより悪化した岩槻への地下鉄建設は断念を!さいたま市議会
(YouTube)

岩槻延伸費用対効果14年度末に再算定

(2013年10月4日 読売新聞)
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編集 / 2015.07.14 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑

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